第62回特別企画展 カラカミ遺跡の全貌展
第62回特別企画展 カラカミ遺跡の全貌展
(zuroku-023)
壱岐島の北西部、標高80メートルほどの小高い丘陵上に在った弥生時代の集落跡「カラカミ遺跡」。
ここからは近年、国内最古となる鍛冶跡の地上式周堤付炉やベンガラ焼成炉、イエネコの骨、そして国内最古級の文字資料「周」文字線刻遼東系瓦質土器など、新たな発見が続いています。
とりわけ、弥生時代における「鉄」の流通と生産を証明する鍛冶関連遺構・遺物は、まさに歴史を塗り替える発見となりました。
鉄だけでなく、丹塗り土器に用いるベンガラの焼成や、土器生産など、山中で〝ものづくり〟を営んだ謎の集落「カラカミ」とは。
発掘調査成果によって明かされたその姿をご覧ください。
46ページ
サイズ:170mm×210mm