第57回特別企画展 彫刻家 小金丸幾久 展

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第57回特別企画展 彫刻家 小金丸幾久 展

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彫刻家・小金丸幾久は、1915(大正4)年、長崎県壱岐郡武生水村(現:長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦先町)に生まれ、8歳までの幼少期を壱岐で過ごした。

彫刻の世界に入ったのは16歳の頃。20代半ばまで寺社仏閣の欄間の木彫を手掛けながら、美術学校などに通うことなくほとんど独学で肖像彫刻の研究を行った。

苦節10年、ついに昭和16年、26歳の時、第4回新文展(日展)に「鉄の戦士」で初入選。本格的に美術彫刻の世界へ身を投じていく。

小金丸は、50年に渡る彫刻家人生において「私の好きな万葉-。庶民のバイタリティ」をモットーに作品を表現し続けてきた。

75歳ころには、50年培ってきた彫刻の中にもっと直接的な土へのあこがれと欲求が生まれてきた。

土をもって感性のまま変幻自在に造形を創出する、いわゆる「陶彫」であった。

頁:92項

サイズ:170mm×210mm

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